徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

夏の憂鬱[time to say good-bye]

この曲の良さは、なんと言ってもCメロに全て凝縮されていると思う。
むしろファンはここが聴きたくて、もはやイントロから待ち遠しく感じているはず。笑

元々はアルバム「heavenly」に収録されていた「夏の憂鬱」に、サブタイトルとアレンジを追加して
シングルカットされたものなんだけど、これがまたいいんだなぁ。
どっちがいいとかではないんだけど、多分こっちのリアレンジver.が人気なのではないかなと思います。

最初にも言ったけど、この曲の聴きどころはCメロにあるんじゃないでしょうか。
音楽的なこと言い出すと、他にもおすすめポイントが人それぞあるんだろうけど、
私はとにかくこのCメロを推したい。

なんてゆうのか、、、
hydeさんとkenちゃんの一騎討とでも言いましょうか、、、
歌詞の切なさもさることながら、hydeさんのボーカル力が半端じゃない。
ところどころ、高音のがなりというかシャウトを混ぜた歌い方がまたいいのです。
hydeさんはよくやってらっしゃる歌い方なんだけど、近年までボイトレ受けてなかったらしいから、
天性のものでしょうね。
ライブの歌い方の方が、より曲の良さが引き立つ一曲だと思う。
え、hydeさん泣く?泣いちゃう?ってくらい、身体中使って歌ってるのが印象的。

そしてそして、それだけでも充分曲の世界に入り込んでるのに、そこでもっと泣かしにくるギター!
あぁ、ほんとにもう、kenちゃんあなたは一体何者なのでしょう?
なんでそんなしてまで、ボーカルにケンカ(違う)を売りにくるんでしょう?
二人して叫び合ってるから、こっちの気持ちが追い付きません。


歌詞のハイライトもCメロかなぁ。

「すべて愛していたのに すべて壊れてしまった」
「あゝ何を信じて歩けばいいの?」
「僕に降り積もる夏の憂鬱」

あぁ、切ない。あぁ、悲しい。
flowerもそうだけど、こんなに想われたらちょっと怖いかもってくらい、未練タラタラな主人公の
憂鬱を描いたお話。2コーラス目、Bメロサビ前の、
「果てない時を漂う僕には きっと今も何かが足りない」
これも最高に好きが溢れてる。

この曲のhydeマジックは、一番盛り上がるCメロまで「好き」とか「愛してる」とかを
一切言わないこと。言ってないのに痛いほど愛情が伝わること。
そして最後の最後に悲鳴のように叫ばれる「愛していたのに」の過去形。
これはほんとに残酷物語、、。
hydeさんの愛情表現は、本当に情熱的というか本能的というか。
そこに共鳴してくるkenちゃんもマジで天才。センチメンタリストにしか出来ない絡み。


はぁ~・・、ほんと素敵のかたまり。

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