徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

最後の敵は自分「Don't be Afraid」

「目醒めたいなら迷わずアイツへ銃弾を撃ち放て」

 

印象的なサビのワードから始まるこの曲は、何を隠そう4年前にリリースされた、ラルクの最新シングルなのであります。言いたいことはたくさんありますけども、ご本人たちもお気づきのようでしたので良しとしよう。

 

この曲は一時、無限ループで聴いていた時期があったな。曲のアレンジも使われている音もめちゃくちゃかっこいいなと思ってて、歌詞も挑戦的で好き。hydeさんて、ちょっと外したら中二病みたいになりそうなことを、めちゃくちゃかっこよく表現されるなぁって、その文才を羨ましいとさえ思います。中二病は失礼だけど、ぶっちゃけそれ以外の言葉が思いつかなかった、、、。

そしてこれまた、「バイオハザード・ザ・ファイナル」の日本語吹き替え版の主題歌。pvもバイオハザードに出てくる架空都市にて、メンバーがゾンビと戦ってます。そのメンバーのチートキャラ感といったらもう、、絶対に無敵キャラやん!て風貌。笑

テッチャンの黒髪アシメが男前すぎて、このpvのリピート率も高かったな。今でもたまに見たくなるし。

 

曲は映画のための書きおろしで、テッチャンの作曲。英語詞バージョンもあって、こちらもめちゃかっこいい。hydeさんて英語の発音うまいよね。努力のたまものと思いますが。でも、この曲は歌詞がだいぶ肝になっていると思うので、初めて聴く方にはぜひ日本語の方で歌詞の意味を深くまで考えてみてもらいたいです。ちょっと勇気がもらえるかも。ライブでは25周年の初披露の時が印象的で、この映像がまたかっこよいのです。LEDの画面が多用されている演出で、デジタルな空間がとってもスタイリッシュだったな。このライブではキーが半音かな?上がってましたが、サビの高音もhydeさんには余裕そう。hydeさんはお着替えも多かったな、、、。余談ですが、DVDのクレジットが流れた後、テッチャンが恒例のバナナ投げを終えてバックヤードに帰ってくるシーンが映るのだけど、hydeさんが楽屋に戻らずに、最後までその様子を裏のモニターで微笑みながら眺めてて、帰ってきたテッチャンを迎え入れるっていうシーンがありました。お互いに「おつかれ」って声をかけて、ちょっと照れながらも握手を交わすんです。はい、ここで号泣。って話でした。おわり。笑

 

テッチャンのインタビューによると「クリーンなアルペジオでちょっと悲しい感じの方がいいかなと思って作りました」ってことだったけど、確かにパッと聴いた感じギターがブイブイいわせてるわけでもなく、シンセなんかもキラキラしてるけど冷めた印象の音色が多くて、テッチャンの仰っる通り、すこし物悲しい感じに聴こえます。

だがしかーっし!!

そんなこと言っておきながら、ひとりひそかに暴れまくっているベース。テッチャン、あなたです。ギターソロの裏でベースソロ弾いてませんか?ってくらい終始落ち着きがない。笑

そのくせ、いつも通り澄ました顔でイカしたコーラスもやってます。ほんと、この人なに。

 

 

歌詞のハイライトは、「暗闇の向こう Don't be afraid, believe in yourself 運命を掴み取れ」ですかね。要は恐れず自分を信じてみなさいよってこと。冒頭の歌詞に出てくる、‘’銃弾を撃ち込むべきアイツ‘’とは自分自身のことであって、弱音を吐く自分なんか乗り越えていけと。「最後にもう一度だけ自分を信じてみる」って歌詞もとても響いた。

 

ということで、ラルクさん。新曲の方をお待ち申し上げております。

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