徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

バンドサウンド「LOVE FLIES」

この曲がリリースされた時、私は中学生でした。待ちに待った新曲で、初めて聴いた時震えた記憶があります。かっこよすぎて。

 

重めのサウンドなのに開放感があるというか、サビの歌の突き抜ける高音は特に、ボーカリストhydeここにありって感じ。音数も最小限で、4ピースバンドのサウンドを十二分に楽しめるなと。CDは確か買えなかった記憶があるな。笑

でも後にレンタルして録音して、めちゃくちゃ聴き込んだ曲。そのくらい好きだったのだけど、今でもよく聴く1曲です。

 

大体好きな曲ってイントロで決まることが個人的には多いのだけど、これもシンプルなギターリフで始まるのがすごくかっこよくて、バンドのグルーブ感がとても心地よいです。めずらしく、ユッキーのドラムがルーズに聴こえて、よりバンドっぽい雰囲気が良く出ているかと。これも絶対に、ライブサウンドで楽しむべき曲なんだろうな。生で聴きたいなぁ、、。ライブだとkenちゃんがコーラスに参加してて、そこもめっちゃ見どころだと思ってる。テッチャンの透き通るコーラスワークも素敵のかたまりなんだけど、kenちゃんの力強いコーラスもすごくいい。全員がそれぞれボーカリストやってるバンドなんか、他にいるんでしょうか。笑

MMXXライブの、kenちゃんコーラスが入ってからのラスサビは、完全に鳥肌ものでした!音源で多分hydeさんが歌ってる部分をkenちゃんが歌うのですが、最早魂の叫びのようです。メンバーがそれぞれの出す音を気持ちで感じて、自分も感情をのせて音を出す感じというのか、そういう部分が感じられるのが「LOVE FLIES」の聴きどころなんじゃないかな。

 

歌詞はkenちゃんのイメージを聞いて、それも踏まえてhydeさんが書いたのだとか。英語の歌詞が多いんですが、まさにその部分がこの曲のキモではないかなと思う。

 

「The color is singing Shining rain is overflowing All in your mind」

「Look at the skies... and then I feel I feel Love flies」

 

これ、直訳しちゃうと意味不明なんだよね。中学生の時「??」ってなった。多分、たぶんですよ?私の勝手な解釈だと、hydeさんがkenちゃんがこの曲を生み出した時の気持ちを比喩で表現しているのではないかなと。タイトルの「愛が羽ばたいていく」kenちゃんから出たこの曲のイメージワードだそうですが、そこも含めてhydeさんはこういう表現にされたのかなって、勝手に思っているのです。色が歌ってるとか、輝く雨が溢れてるとか、何かを表現する人がそれを形にする時の感覚みたいなものなのかなって。空を見て、愛が羽ばたいていくのを感じてるって、なんかそういう気持ちなのかなと。パッと聴いた感じは、ミディアムテンポのハードロックといった感じですが、歌詞はやっぱり美しい。

 

思い出の曲は、振り返りだしたらきりがないな。

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