徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

Jekyll & Hyde Rock Day FINAL

ということで、見てきましたっ!ジキハイ最終日!!

HYDEさんと、つかの間の‘’カオス‘’を共有してきましたよ、、。すごかった。

 

率直で正直な感想を書きますと、私はアコースティックデイの方が好みでしたかね。HYDEさんのやりたいことは、昨日今日のライブに詰まっていたものが全てなんじゃないかなと思うのですが、私はやっぱり「静」のHYDEさんが好みなのでしょう。それだけです。今日は今日で、完成度の高いライブだったのではないでしょうか!一部映像の乱れがあって、再放送もあり二度おいしい日となりました。それでは以下、ライブの感想です。

 

 

17:06 LIVE START! ステージの背景は「ネオトーキョー」。マッピングかな?

M1 <SET IN STONE> 客席で椅子に腰かけて、画面越しでもわかる圧倒的カリスマ性。

M2 <AFTER LIGHT> 

M3 <DEVIL SIDE> from VAMPS 「羽田、茶の間、悪魔見せて」のあおり。

- Guiter solo -

M4 <OUT>

M5 <TWO FACE> 頭のスネア合わせで銃に見立てた指をこめかみに打ち込んでウィンクがカワ。

M6 <FAKE DIVINE> お立ち台にしゃがみ込む姿がお人形のよう。

M7 <SICK> 会場のスピーカーによじよじ。

- Keyboard solo -

M8 <ZIPANG> ライトが後光の様。画面に映るファンを食い入るように眺めてらっしゃった。

M9 <WHO'S GONNA SAVE US>

 

- MC -

「Hi、羽田!鳴らそうぜ!一緒に楽しもう!」という短めのご挨拶があり、「お茶の間ー!叫べ茶の間ー!!」というアゲアゲのあおりがありました。HYDEさん、すでにアクセル全開です。ていうか、ぶっ通しで何曲歌うんだこの人、、。

 

M10 <Another Moment> 途中あおりと歌詞がごっちゃに、、舌出して照れ笑い。

M11 <INTERPLAY>

 

- MC -

新曲紹介。「聴きたい?しょうがないな~」と、じらしつつも聴かせたい感半端ない。笑

「もし聴いてよかったら俺に城をくれっ!」って急になに言い出すんだと思ったら、SHOWROOMの機能で星を投げたりなんだりできるんですね。お城ももらえるのかぁと思っていたところ、「和歌山城!!」というHYDEさんの無茶なおねだりが、、。笑

ちゃんとおちゃめなところも出してくれてました。そして無事お城をもらえたHYDEさんは、「なんか燃えてきた!みんな聴きたい!?、、、アピールが足りないなぁ~」って。え、まだじらすの??笑

 

M12 <LET IT OUT> New song!

M13 <BELIVEIG IN MYSELF> ここで初めて映像が止まった。たくさんの人が同じ目に、、。

 

- MC -

「ライト点けようか。いつも通りの綺麗なやつを」

HYDEさんに促されて、会場のファンも画面の中のファンたちもみんながスマホのライトを点灯。いつ見ても幻想的な景色。

「早く、普通の世界に戻れるように、祈りながら歌いたいと思います」

 

M14 <ORDINARY WORLD> 客席に置かれたキャンドルに囲まれて熱唱。神事のよう。

 

- Brige ~ MC -

「2020年、まさかこんな時代がくるとは思わなかったな」

アコースティックデイでもおっしゃていましたが、コロナのせいで不自由な未来がやってくるなんてと言ったお話。「みんな大きな声出してね。コロナに比べたら誰かに怒られるのなんて大したことねーじゃん」配信組に向けて、もっともっと騒げとあおるあおる。そしてそのまま次曲へ。

 

M15 <MAD QUALIA>

 - 曲中MC -

「気持ちは頂いた!!」

噛みしめるようにそう言って、客席のビジョンに映るファンのもとへ。「俺のカワイ子ちゃんたち」それまで以上にあおりまくるHYDEさん。→ リスタート

 

M16 <DON'T HOLD BACK> from VAMPS

- Drums solo -

M17 <LION> ドラムのタムに足をかけて、HYDEさんもスティックを持ってシンバル叩いてた。

 

- MC -

「ハネチャー!!(羽田&茶の間の略。おそらく、、笑)まだまだぶっこわれようぜー!!!」ずっと光る液体を浴びまくっていたので、この時点でびしょ濡れのHYDE氏。「声ちっちぇ!」とダメ出しからの、「近所迷惑だったらHYDEのせいにしていいからね」という妙な優しさ。そうは言われましても、、。笑

 

M18 <UNDERWORLD> from VAMPS 旗ごとマイクもぶん投げちゃって歌が抜けるハプニング。

M19 <BLOODSUCKERS> from VAMPS

 

- MC -

まさかのHYDEさん脱いだ!笑

昨日も話題になっていたのをちょっと見かけてはいましたが、あんな何食わぬ顔で普通に脱ぎだすとは思わなくてちょっと油断した。

 

M20 <MIDNIGHT CELEBRATION - Ⅱ>

最後は血みどろ(赤い液体まみれ)になって、舞い落ちる灰?雪?の演出の中に倒れ込んでカットアウト。

 

END

 

以上です。とってもロックでカオスなライブでした。最後のカットアウトは鳥肌。前半はHYDEさんも落ち着いてて、白熱しつつも淡々と歌っていらっしゃったかなと。私は聴き惚れながらも大興奮でした。M10くらいまでは、しぐさとか含めて闇堕ち前の天使みたいな風貌で、この人ほんとイケメンだよな~、51歳なんだよな~なんて考えてました。笑

アコースティックデイにくらべて、カメラへのアピールがだいぶ多かったように思います。今回は会場のお客さんは二階席のみだったけど、やっぱりちょっと距離を感じちゃいましたね、、。この手の音楽には遠すぎる距離だな~・・って感じ。難しいですね、、。

 

ハイライトは正直まとめにくい。全体を通してひとつの作品感が強いので、1曲ずつの感想というよりは、これを見たすべての人がひとりひとり何かしら思うことがあったなら、それで彼の表現したかったことは伝わったのではないかなと言う気になりました。なのでセトリに一言程度で。でも多分、「ジキルとハイド」の物語や登場人物になぞらえて、ライブの流れを組んでらっしゃったのではと思ってる。

私は映像作品も含めて、HYDEさんのソロライブを見るのはこの‘’Jekyll & Hyde‘’が初めてだったので、今のHYDEさんが表現したいものを目の当たりにして、何とも言えない気持ちになりました。antiライブのBDは買いましたが、実はまだ見ていなくて。ジキハイが決まったので、これを見てからちゃんと見ることにしようと思っていまして。なので後日じっくり拝見いたします。

そんなこんなで何と言いますか、HYDEさんの言う「カオス」ってなんだろうかと、ずっと思っていた節がありました。アコースティックデイでHYDEさんがおっしゃっていた「小さくても自分だけの世界」とはなんぞや、と。

正直L'Arc~en~Cielのファンから入って、付随してメンバーそれぞれのソロ活動を見てきた私には、彼の世界を理解するには到底及ばないと思っています。が、今回それが少しだけわかった気がしました。それくらい完成度の高い、熱の伝わる素敵なライブでした。わたしも音楽を作る世界の者として、すこし気になる部分はあったりもしましたが、今回の5日間でHYDEさんも新しいアイディアが浮かんだり、反省点が見えたりしたことかと思います。

 

HYDEさんがゴロンゴロン転がってらっしゃった床には、‘’ANTI YOUR RULES‘’とありました。細部にまでこだわるHYDEさん。アーティスティック。さすが。HYDEさんのロック魂、しかと見届けました!

 

 

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