徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

全ては今日の日のために「BLESS」

hydeさんがどうしても入れたかった言葉だという、「Everything is for today」

とても、とても心に残る素敵な歌詞。それが「BLESS」です。

 

NHKのバンクーバーオリンピック・パラリンピックの放送テーマソングだったBLESSですが、冬季オリンピックのテーマソングだったということで、これまた冬を連想させるワードが出てきますね。以前書いた<ALL YEARランキング>の記事では、私は春の曲の中にランクインさせましたが、どちらの雰囲気も持った素敵な曲だと思っています。

【BLESS=祝福】という意味なのですが、曲調もとっても優しく歌詞も背中をそっと押してくれるような穏やかなものとなっています。長い月日を何かに向かって、一生懸命過ごしてきた人へと向けたエールかのようです。この曲の間奏では、ギターソロの代わりにオーボエソロが存在しますが、それが本当に曲に合っていてとても麗しいといいますか、優美で幸せな気持ちになれますね。kenちゃんのアコギの音もすごく好きです。ライブだと間奏の途中で、アコギをエレキに持ち替えて、最後のギターソロに間に合わせてますね。大さびで突然入ってくるkenちゃんのエレキの音がまたすごくかっこいいのです。入ってきた瞬間の、ギターの主張が鳥肌です。

 

歌詞はhydeさんの愛が詰まっているというか、「瞳の住人」に似た奥深い愛情を感じる言葉が多いです。誰かが誰かのことをずっと見守っていて、優しく語り掛けているみたいな。

 

「遠い地平線へ向かい優しい腕から ずっと駆けて来たんだね 最初は小さい歩幅で」

 

これは周囲の支えを受けながら、段々と一人でも一生懸命戦ってきた様子を、ずっと見守って来ましたよと言われているみたいに感じます。

 

「You have come a long way Everything is for today」

 

これは、努力を称える素敵な言葉です。

「君に祝福あれ」も大好きなフレーズですね。本当に幸せな気分になれる曲です。歌詞に出てきている‘’花‘’は、ジャケット写真の白いお花なのかな??ぱっと見は木蓮の花のように見えますが、「花弁の舞降るような雪」という比喩があるので、冬桜かな?とも思ったり。何かのインタビューで触れていたりするんですかね。なんにせよ可愛らしいジャケットです。

 

私にはやはり、ストリングスの優しい音色が春を連想させて、卒業式なんかにも似合いそうだなと思っています。 

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