徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

瓦礫に築く楽園「forbidden lover」

これもすごい曲ですね~。ラルク感半端ない。信者つくる気満々ともとれる壮大な楽曲です。

 

「forbidden lover」といえば、マーチングビートのシンプルなドラムが特徴だと思っています。hydeさんがソロのライブで披露されていた時がありましたが、正直シンプルなのにこのドラムじゃない感がありましたね~・・。ユッキーの面影を追ってしまう感じだった。

まぁそれは置いておいて、曲調はとにかく暗いです。kenちゃんの趣味が出まくりなんじゃないでしょうか。さすがはセンチメンタリスト。(勝手に言ってます)

テッチャンは美メロ王道バラードの天才ですが、kenちゃんは叙情詩しかりロックバラードの天才。

ドラムの話ですけど、こういう曲をシングルで出すアーティストはほんと今では考えられないですね。ずっとスネアだけですよ?たまにタムとかクラッシュ聴こえますけど、それでも数回ですよね??手数の多いユッキーにはもったいないようなアレンジです。かっこいいけど。

 

歌詞はタイトルにも書きましたが、「瓦礫に築く楽園」という言葉が当時すごく衝撃的だったのを覚えています。また‘’争い‘’をテーマにhydeさんが書かれた歌詞ですが、確かに平和に暮らせる場所というのは瓦礫のように積み重なった争いの上に築いているものと言えるのではないかと。または、争いで瓦礫のようになってしまった場所にいちから築いていくものとも取れますかね。本当に表現が秀逸ですよね~。恐れ入ります。

「forbidden lover = 禁断の恋人」なのですが、歌詞を素直に読むと争っている敵国同士の恋人たちを歌ったようにも捉えられますが、‘’恋人‘’をもっと広い意味でとることも出来るんじゃないかなとも思います。だからってそれが何なのかと言われれば難しいのですけども、、。

2サビの間奏前、「叫ぶ神の名を」の言葉の強さもすごいです。余計に恋人同士の歌の枠に収まると思えないのですよね。それにしても切ない歌詞ですね。kenちゃんの妖しい曲調とアレンジにhydeさんの歌詞はぴったりとはまって、小説のような世界観を味あわせてくれます。映画にでもしたらって感じ。このまま置いとくのはもったいないぞっ!

 

ライブで披露される時は冒頭のスネアの音で鳥肌立つのがファン魂です。

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