いきなりのハワイアン。それが「Perfect Blue」。
初めて聴いた時の衝撃と言ったらなかったです。アルバム曲じゃなかったら、目ん玉飛び出てたと思います。まじで。ただ、嫌いなわけじゃないです。前に書いた記事で、「No.1を決めてみる」ってのをやったのですが、そこで‘’ark‘’の一番として挙げているかと思います。それくらいにインパクトがあった曲ですね。歌詞は全然そんなことは歌ってないのですが、夏のまったりドライブに最適かな~とか。とても心地の良いテンポ感で、パーカッションがよく似合う。kenちゃんの、ウクレレみたいなギターの音も最高。テッチャンの作詞作曲です。
この曲は、なんと言っても歌詞ですよね。テッチャンの不快な実体験をもとに書かれているようですが、「bravery」とはまたちょっと違う観点のように聴こえます。ただ、痛烈な‘’批判ソング‘’であることには違いない。気だるげなメロディーも相まって、かなりの憂鬱な気持ちが伺えます。タイトルの「Blue」も、青空のブルーと憂鬱のブルーを掛けているそうですね。オシャレ。
私はテッチャンの批判ソングシリーズが大好きです。笑
ここまでストレートに表現する方も珍しくないですか?どっちかっていうと、hydeさんみたくオブラートに包む人のが多いかと。だもんで、聴いていて気持ちがいいでよね。スカッとするというか。もちろん、逆の気分になる方もいらっしゃるかとは思いますが、、。
さて、そんな2大批判ソングですが、比べてみるとやはり違いは大きいのではないかなと。「bravery」はですね、他人への否定がすごいんですよね。まじでもう、ほっといて欲しいんですけど!みたいな。全部人のせいというか、あんたなんかに何がわかるってんですか?みたいな。わかりっこないのに、ずけずけ踏み込んできてくださんなと言っているように、私は感じております。
はたまた「Perfect Blue」はですね、なんかもう批判通り越して、呆れてるように感じます。なんかめんどくさいから、とりあえず中指立てとくわ、みたいな。雑だな。笑
めんどくさい世の中だな~、人の気持ちもわかんないような奴は、さっさといなくなってくんないかな~、、イライラ、、みたいな。独り鬱々としてる感じですかね?伝わるかな?
どちらも「もっと言ってやれー!」って気持ちになって、私はスカッとするのです。あ、でも私の解釈はちょっと言いすぎだと思いますけどね?さすがにね、、?
歌詞のハイライトは、なんと言ってもここですね。
「鈍感なその笑顔の下の 罪を判ってない 同じ目にあわなければ 全然君は判らないの?」
はい、これにつきますね。
でも、こういう人っていますよね。人の気持ちわかんない人。平気でやなことする人。あえてわかろうとしない時もなくはないですが。
‘’Perfect Blueと言えば!‘’なフレーズもありますよね。
「気がつけば視線だらけ NO NO ここは動物園じゃないよ」
これはかなり秀逸な表現だなって思っています。周囲に誤解を生むような行動をされたことで、檻の中の動物のごとく、人々の視線を一身に浴びる羽目になってしまったことを、深く嘆くフレーズかなと。
なんだか、私の解釈だけ読んでいるとこの曲の魅力が半分も伝わっていないような気がします、、。ラルクさん、すみません。でも、こういう毒舌テッチャン、、いや、毒舌ラルクもロックしてて大好きです!!