徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

おうちでラニバ!「20th L'Anniversary Year Live in Hawaii」

本日は前回から引き続き、WOWOWさんのラルクとの30thコラボシリーズ、「20th L'Anniversary Year Live in Hawaii」を鑑賞いたしました!!

先週はずっと先月のリピート放送をやっていたのですが、それらもすべてリアルタイムでコンプリートし、このハワイ公演は録画で観ることができました。

では、いつものごとく感想を少しばかり、、。

 

M1は「READY STADY GO」でノリノリのスタート!もうすでに景色はサンセット。夕陽の中で聴くRSGもまたよき。そんで次は「Caress of Venus」だったのですが、スネアの締めから即座にカレスのイントロに入るつなぎがかっこ良すぎて驚きました!このアレンジめっちゃいい!そして何万回聴いてもカレスのギターソロは気持ちがいい!!すごくダンサブルな曲で自然と身体がノっちゃいますね。

次は「HONEY」。30周年を目前にして、最近また私の中ではやり始めました。こんなエモいロックが他にあるのかと。ギターとベースのユニゾンが最高気持ちいいし、ギターソロのかっこよさも半端ない!自由過ぎるギターとベースの裏で、曲を支えているユッキーとhydeさんのギターも好きだっ。

そして次の「flower」でもれなく泣く私。笑

今回放送されたハワイ公演には、多分メンバーさんにも特別な思い入れがある公演だったはずで、その理由を想って余計に泣けてしまいました。その出来事に、歌詞もなんだかリンクしちゃって、、。それは後程書きますね。

興奮冷めやらぬ会場の雰囲気をがらりと変えたのが、hydeさんのアカペラから始まった「叙情詩」でした。いつものようにドラム台にフロントの3人が腰かけて、ハワイの素敵すぎる夕暮れにこれほどに映える曲が他にあるでしょうか。そして、改めてこの曲はhydeさんの歌声のために生まれたのだと思いましたね。kenちゃんの楽曲は、いつも「L'Arc~en~Cielとはなんたるか」を問いかけてくるかのようで、胸がキュッとなります。何とも言えない説得力のある曲です。hydeさんのファルセットも美しい。

 

ここからはMC。珍しくメンバー同士の絡みも含め、長めのオンエアでした。嬉しい限り。kenちゃんのサングラスをいじるhydeさん、それに応えておどけて見せるkenちゃんも可愛い。hydeさんとテッチャンの会話ほど愛しいものもないな、、笑

hydeさんに、何喋ったのか聴き返すユッキーの満面の笑顔と仕草がが可愛すぎて、萌え死ぬかとも思いました。マイクないけど喋ってる、kenちゃんの貴重な声も聞き逃さないように釘付けになってました。

 

そして曲振りがあり、「Pieces」のはじまり。この曲も泣けたな~。すでに2回目の涙です。うっとりした表情で見ているファンの方が映るのですが、私も画面越しに同じ気持ちでした。この曲のすべては間奏に詰まっている気がしてなりません。ずっとhydeさんの歌声の裏で一緒に歌うベースも素敵。間奏ではストリングスの裏でベースが歌い続けています。そこからのkenちゃんのソロへの繋がりがとても美しい曲です。テッチャンのコーラスも大好きです。続く神セトリは「花葬」へ。kenちゃんがガットギターを弾くL'Acousticバージョンです。いつ聴いてもギターの音色がえっっっろい曲だなぁって思います!ガットだとそれがさらに増す。かっこ良すぎます。転換のために頭のシーケンス部分が伸びていた「XXX」が始まり、ついに闇が辺りを包む時間帯になりました。そこにこの曲を持ってきたのは大正解ですね。照明ショーの始まりで妖艶さが引き立ちます!毎度ながら、テッチャンのコーラスが美しくて惚れ惚れしちゃいます。

「DRINK IT DOWN」では挑発的と言うか、ゴリゴリのサウンドが聴けていつも最高に気持ちが上がります。ギターの音かっこいいな!ちくしょう!そしてそして、おなじみのkenちゃんアンビエントコーナーへ。紫から黒へと変わって行く空に溶けていくみたいなkenちゃんの音。心臓止まりそうなくらいキュンキュンしました。そのまま「MY HEART DRAWS A DREAM」へ。本当に最近この曲の歌詞が心に染みわたりますね~・・。「夢を描くよ」を、ラピバライブではやってくれるのか否か、、。合唱できないし、やっぱり難しいかなぁ。

そしてライブは後半戦へ。kenちゃんの「SEVENTH HEAVEN」の曲振りで始まった、ノリノリのダンスナンバー。最近、プライベートで聴いていなかった曲なので久しぶりに頭振ってノリノリになりました!あ、今朝出勤の時には聴いたか。笑

そしてこのタイミングではめずらしいと思う「GOOD LUCK MY WAY」。曲も歌詞も大好きな曲なのでとっても嬉しい!「この世界の片隅で君に会えて嬉しい」だなんて、もうドエルは涙なしには聴けないです!!おさなな二人が動き回ってるのも可愛かった。いつものテッチャンベースソロからの「STAY AWAY」も楽しかったな。こうやって聴くと、後半にくるテッチャン曲のテンション破壊力は半端ないなっ。うれしい、たのしい、大好き!(←それドリカム、、)でライブを見届けられるしね!!でもテッチャンの右手を見てるとゾッとするのも事実、、。見てるだけでつりそうだわ。笑

そのまま繋がる「Driver's Hight」も最強の盛り上げソング!kenちゃんのクリーントーン最高過ぎる!空間を支配するkenちゃんの音作りが、こういう曲でも映えているなと思います。間奏あけの「駆け出してぇーー!!」のhydeさんのハイトーンボーカルがクリアなkenちゃんの音と共鳴し合って、最高の相乗効果を生み出してました。

 

ここで本編は終了です。

そしてアンコール1曲目は「あなた」。お客さんの大合唱から始まるのがこの曲ですが、そこにちょとしたドキュメンタリーのような映像を挟んでくださっていました。これだけでもう涙よね。はい、3回目です。ジーンとしちゃいました。私はいつもこの曲を聴くと、なぜか悲しい気持ちになります。なんでかなぁ、、そういう歌詞でもないと思うんだけど。今日もテッチャンのコーラスは優しかった。

がらっと空気を変えて始まったのが「winter fall」です。叙情詩と同じく、hydeさんが歌うために生まれた曲でしかない。hydeさん以外歌っちゃだめです。この曲のいいなと思うところは、ずばりhydeさんの歌声ですね。上から下まで、hydeさんの声が美しく聴こえるキーだと思う。低いところもどことなく儚さを感じさせる低さだし、ファルセットなどの高いところも柔らかさを感じる。でも、間奏前のCメロですかね?そこは力強く張った歌声で、hydeさんの表現力も冴えわたってると思うのです。あえてのハワイでwinter fallというのも乙なものです。

終わりの合図はやはり「Link」ですね。なんでこんな寂しくなるんだー?ってくらい寂しいです。笑

とても前向きでいい曲なのにね、、。間奏前では、いつものテッチャンの「お元気?ご存じ?」のやり取りが。「あ、あ、あ、アロハ~」もめちゃかわっ。なんでいつもそんなに可愛いのでしょう?間奏で客席前に飛び出したhydeさんも楽しそうで可愛い。

ラストはもちろん、「虹」でした。ライブ当日のこの日は、ホノルル市が「L'Arc~en~Cielの日」と制定した日でしたので、もちろん虹で締めです。聴けば聴くほど特別感の増す曲ですね。不思議。とてもとてもドラマチックな名曲ですね。

 

そして、このライブで一番意味を持った曲が、アンコールとは別として演奏されました。

それが「Bye Bye」

曲を始める前にhydeさんが、「仲間のために1曲歌いたいと思います」と、短くお話をしてくださいました。この時点で、hydeさんもテッチャンも大きな瞳に涙をためて、それが流れ出さないように必死でこらえていて。「ちょうど今日、ラルクの日に逝っちゃった奴がいて、、そいつの大好きだった曲を1曲だけ、そいつに捧げたいと思います」hydeさんがそうおっしゃって始まったのがBye Byeでした。

仲間のために涙を流したっていいのに、こんな時くらい泣かせてあげたいのに、「ナカナイ」とコーラスしなきゃいけないテッチャンに心が苦しくなり、零れ落ちるhydeさんの綺麗な涙に何とも言えない気持ちになって、気丈に演奏を続けるユッキーとkenちゃんに目頭が熱くなりました。一生懸命歌っていたhydeさんも、最後には言葉を詰まらせてしまって、、。

大切な仲間が亡くなったその日にも、絶対にステージには立たなくてはいけなくて、そんな複雑な彼らの心情を察せられるほど偉くもないですけど、わたしも「親の死に目には会えないかもしれないよ」と言われて今の仕事をしている身ではありまして、エンターテインメントというのは難しいなと、今回身に染みる思いでしたね。

とても、愛に溢れたステージでした。

 

と、以上で今回のWOWOWの感想は終わりです!

今回もとってもいいライブを見せて頂いて、ファンは感極まりない気持ちでいっぱいですよ!ついに今週末にはラピバの本番もやってきますね!行かれる方は、くれぐれも感染対策はばっちりに、お家で配信待機組は、私と一緒に会場までお祝いの気持ちを飛ばしましょうね!!