徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

未来永劫に架かる虹「FOREVER」

「未来永劫続いていく」

作者のtetsuyaさんがおっしゃった言葉です。

 

 

はい、またしても空きに空いたブログ更新期間!さぼりか!!よくないぞ!!

突っ込みはこのくらいで、今回は9月に発売されたばかりの新曲「FOREVER」について。冒頭でも書きましたが、作曲はてっちゃんであります。今回もアニメのOPテーマソングに選ばれておりまして、ポップでキャッチーなてっちゃんらしい曲となっています。アニメサイドのイメージも大事にして、疾走感のある曲に仕上げたともおっしゃっておりました。そしてこれもてっちゃんはお得意ですが、とにかく清涼感があって爽やかな楽曲ですね!「winter fall」「MY HEART DRAWS A DREAM」「NEO UNIVERSE」などなど、kenちゃんも爽やかな曲調はお得意のように感じますが、てっちゃんの爽やかソングはもっとヴィヴィットな色をしている印象がありますね。kenちゃんの爽やかは冬の凛とした空気に似ていて、てっちゃんのはキラキラした夏のイメージのような。

 

今回の「FOREVER」ですが、とにかくギターの印象が強烈だなぁと思いました。イントロもいきなりkenちゃんの咆哮から始まって、私が大好きなのはギターソロからDメロ、そしてオチへの流れの所です。ギターのフレーズから音色から、全部が最高なんですよね!めっちゃかっこいいわ!特にDメロは歌の後ろで大人しくしているでもなく、かといって派手な主張をするでもなく、kenちゃんならではの絶妙な存在感で弾き上げていらっしゃるなと。そしてそこからの落ちサビでは、清涼感たっぷりのピアノと一緒に優しく奏でられるベース。あぁ、、てっちゃん、、っっ!!笑

素敵のかたまりです。

 

歌詞も今回はてっちゃんの作詞となっています。hydeさんに「歌詞も書いて」と頼まれたのだとか。‘’FOREVER‘’というタイトル通り「永遠」がテーマの歌詞なんじゃないかなと思っています。友情も愛情も、全ての永遠が詩的な言葉で綴られています。

 

「言葉が傷を癒して 時が痛みを包んで」

 

このフレーズが何度か歌われていますが、この言葉が一番永遠を表しているんじゃないかと。‘’言葉‘’は誰かがかけてくれるもので、時は流れていくもの。傷も痛みもそれらによって‘’永遠‘’ではなくなる。続く永遠ではなく、続かない永遠の話。だけど、負った傷はこれもまた‘’永遠‘’に癒され続けていくものなのだということ。

私が好きなのは2番のAメロ~サビまでの部分。

 

「目に見えないものなんて 何一つ信じてない(思い込んだ)

君にとってこの世界 思い通りいかない彷徨う心こだまする

手探りで探してだんだずっと(We're together)

赤い糸が誰かに繋がっていると」

 

とてもロマンチック!

何一つ信じてないだなんて、思い通りにいかないことが多くてそんな風に思い込むしかなかっただけで、本当は運命の出会いを探しているんだよってことを言っているのかなと思っておりますが、私はここでも主人公が「永遠」を探しているように感じました。確かなものが少なすぎて、赤い糸の運命のように「永遠に繋がっていられるなにか」を求めているのかもしれませんね。

こんなこと書いたら失礼かもしれませんが、ラルクを作るのに奔走していたころのてっちゃんの気持ちを想像してみたりもしましたね。自分の運命を探して、必死にhydeさんを口説き落としたてっちゃん。普通の生き方を選ぼうとしていたkenちゃんを呼び戻したてっちゃん。バンドのピンチにユッキーを迎えることを選んだてっちゃん、、、。

 

私はプレイリストでいつもFOREVER~ミライの順で聴いています。FOREVERで主人公が追い求めていたものの答えが、実はミライに記されているんじゃないかなぁなんて考えながら。どちらも心が震える素敵無敵な曲ですね。

30thを飾るシングル2曲が、ラルクを支えてきたhydeさんとてっちゃんから生まれたというのがまた鳥肌なのです。

 

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