徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

ラルクの顔「hydeさん」

大好きなメンバーさんのことも、少しばかり書き留めておこうかと。

 

hydeさんはL'Arc~en~Cielの大事なお顔。ボーカリストの挙動や発言で、バンドのイメージがほぼ決まると言っても過言ではない。だからボーカリストはいつも責任重大。

 

私も音楽業界に関わる人間として、色んなバンドのボーカルさんと接してきたけど、普通はわりとピリついてる方が多い印象です。もちろん、気さくでいい人もたくさんいるけど、hydeさんみたいな人はいなかったと思う。hydeさんに直接会ったことがあるわけじゃないから、TVとか雑誌のインタビューとかでしかわからない部分だけど、それでも噂だと「とっても穏やかでいい人だった」と耳にします。

【HYDE】名義でフェスに出ることが多かったから、見かけた先輩や同僚は「かっこよかったよ」(曲やパフォーマンスのこと)とよく教えてくれました。私はなかなかお目にかかれる機会がない、、。涙

 

彼はもう、見た目とか雰囲気とか話し方とか、すべてにおいて「人の好さ」みたいなのが滲み出てると思いますね。ステージでパフォーマンスしてても、曲中はロックバンドのボーカリストそのものなのに、ふとした時に見せる笑顔とか、ふにゃふにゃしたMCとか、ちょっとした仕草とか、そうゆうのが全部「かっこつけてる人」のそれとは全然違う。あれ絶対素でやってるよね?って感じ。ほんと人たらし。とってもいいご家庭に生まれて、とってもいいご両親のもとお育ちになられたんでしょうね、、、。私も結婚するなら、hydeさんみたいに穏やかでユーモアもあって、人に愛されるような方がいいなと思います。

 

けど、私のイメージとしては彼はかなり生き急いでる人という感じ。あれもやりたい、これもやりたい、もっとやりたいが押さえられないから、365日ずっと全開でアクセル踏み込んでるというか。きっとしんどいだろうなって思う。

 

表舞台に立ってる人たちは苦悩が多い。バンドとか、アイドルとか関係なく、人に見られる仕事をしている人たちは、常日頃から悩んでいる。表現についてだったり、売れる売れないだったり、人間関係だったり。生き辛いだろうなって思うことがよくあります。hydeさんはよくラルクのことを「難しい、無愛想」と表現されることが多いけど、私はそうは思わないなぁ。ほんとにそうなら、ファンにわざわざそんなこと言わないでしょ。やむを得ない事情があるんだけど、それに対して変な憶測を生ませないために言ってるんじゃないかな。気遣いの人だしね。

 

そんなhydeさんの人柄を象徴しているなと思う曲がある。「GOOD LUCK MY WAY」です。さわやかなギターのアルペジオから始まるこの曲は、まさにラルクとファンのことを書いたとおっしゃっていました。

ポップなラルクソングの中では、私はこれが一番のお気に入り。青空がとっても似合う爽快な曲なのに、「必ず戻ってくるから信じて待っていて」と、切なさ全開の歌詞との対比が素晴らしい。ラルクらしい。そしてなによりhydeさんらしい。

「諦めきれない 立ち止まれないんだ」という言葉が、最早hydeさんの生き様そのものを分かりやすくストレートにファンに教えてくれていると言うか。そのあとの「でも後ろ髪引く あと少しだけでもその柔らかな笑顔の隣にいたいけれど」のところは、hydeさんの抱える何とも言えない矛盾を表しているようで、心がぎゅっと締め付けられる思いになりますね。

私は2コーラス目の歌詞に想いをはせることがよくあるけど、(ドエルなので許して)タイトルの「GOOD LUCK MY WAY<人生に幸あれ>」で、L'Arc~en~Cielとファンの関係を前向きにとらえることが出来ています。hydeさん、やっぱりすごい人や、、涙

 

彼の選ぶ抽象的で神秘的な言葉たちも大好きですが、たまに出てくる分かりやすくて伝わりやすい言葉も、ファンとしては嬉しいのは当たり前かなと思います。だってほんと曲のことしゃべんないからね、この人たち。世に出してしまえば解釈は人任せ、ファン任せって感じ。笑

ある意味ロックだわ。

 

L'Arc~en~Cielに対しては、ファンの中でも好きな曲、好きなアルバム、好きな歌い方、好きな作曲者、などなどかなり好みが分かれてるイメージだけど、hydeさん好きじゃない人はいないんじゃないかなと。これからも、誰からも愛される、愛しやすいhydeさんのままでいて欲しい次第であります。

open.spotify.com