徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

反戦歌「DAYBREAK'S BELL」

「どれだけ祈れば 天に届く?」

 

この言葉が印象的で、the hydeさんな歌詞。それがDAYBREAK'S BELL。この曲も大人になってからいい曲だなと気づきました。

ガンダムの主題歌だったなんてつゆ知らず、初めて聴いた時から反戦歌だろうなとは思ってはいたのですけど。かなり直接的な表現が多く曲調もちょっと暗めで、ポップなラルクが好きな人は苦手な曲かもしれない。でもyukihiro先生も「どうやって叩くんだ?」と思ったらしいドラムのリズム感といい、印象的なイントロのマイナーなギターといい、kenちゃん曲の良さがとても出てると思うんです。イントロ~Bメロくらいのドラムのリズムは確かにむずい。難解。さらに全体が暗い。歌詞が重い。笑

なのにサビに入った途端に急にキャッチーになる。だもんでガンダムファンも受け入れてくれやすかったのでは、、と思いたいです。

 

この曲の印象的な歌詞は、冒頭にも書いたけど「どれだけ祈れば 天に届く?」。まさに平和を祈る人の曲ですね。

 

「あなたに死んでも殺めて欲しくもない、、」

「進化しない 誰もに流れるこの血が大嫌い」

「炎で裁きあう 誰のでもない大地で」

 

戦争してる偉い人たちに聞かせてあげたい言葉だなぁ。誰のでもない大地でって言葉で、私はかなりハッとしたな。ほんとその通りだって。人間て、争いを繰り返すように血でプログラムされているのかもしれないですね。

 

「澄みわたる未来が来たなら 草花も兵器に宿るだろう」

 

素敵な平和への懇願ですね。 「Link」にも似たような歌詞があって。hydeさんの争いを拒む人柄とか、平和への切望の気持ちとか、そういうのが直接的に伝わる曲だな。ラルクの反戦歌はいくつかあるけど、ここまでストレートなのには驚いたというか。世間から見ると決して売れ線曲ではないと思うけど、それでもこの曲をリリースしてくるところが、L'Arc~en~Cielのよさであるなぁとつくづく実感しました。

 

いや、であるならば、ガンダムというアニメのテーマの重さもそうね。私はSEEDシリーズしか見たことないけど。hydeさんはアニメ主題歌に関しては、ちゃんと内容を考慮した世界観を損なわない歌詞を書く方だから、これも登場人物の背景とか、ガンダムという兵器のこととか、彼なりにすごく考えて書いてくれたんだろうと思います、、ガンダムファンに伝わっているといいね。

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