徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

this is hyde「いばらの涙」

タイトル通り、まさにhydeさんな一曲。

作詞・作曲hydeさんなもんだから、彼の音楽性がばっちり反映された曲になっててかっこいいです。私は4人の中で一番王道なロックを行ってるのがhydeさんだと思ってます。実際ミリオン行った「HONEY」もそうだけど、誰が聴いてもわかりやすい曲を作られるイメージ。 自分では「僕はカップリング担当なので」なんておっしゃってましたけど、ラルクはカップリングもファンから評判いいと思う。案外名曲が多いのもカップリングな気がする。

 

「いばらの涙」はとにかく世界観がすごい。曲の展開と構成もストーリー性があるし、歌詞はhydeワールド全開だし。絶望を抱いてなお、神に祈りを捧げる様とでも言うのでしょうか。それを表現しているのが歌詞だけじゃなくて、メロディーだったりアレンジだったり、アウトロのkenちゃんのギターも圧巻の迫力。

私はhydeさんのバッキングギターがとても印象に残っているんだけど、kenちゃんのギターソロも鳥肌立つくらいかっこよくて好き。あとテッチャンのコーラスが良すぎる、、、!大さびの畳みかけるようなボーカルを引き立てまくってる、あのコーラス。マジで最高か。

 

この歌詞は火刑に処されるジャンヌダルクの気持ちを書いたとも言われてるんだけど、それにしてもドラマチックな言葉選びで、本当にhydeさんらしさが全開。

 

「燃えゆく身体は灰になって 奪われても汚れてなかったなら その時は貴方が連れて行ってそしてそっと抱いて」

 

なんて美しいのか、、。絵画みたいな言葉が立ち並んでおります、、。

 イントロからAメロまで続くギターのアルペジオとハットだけのドラム。A'からBメロにかけてもそんなに音数を増やさず、静かに主人公のかすかな希望や祈りを表現してるかのよう。そこからいきなりの盛り上がりをみせるサビで、絶望に屈しない気持ちを叫ぶ展開。私の勝手な見解だけど、そんな風に物語が見えるかのような曲。そして神がかり的なラストを迎えると。アウトロの歪が効いたギターソロが最高なんだよな~・・。多分この曲、ギターだけで3本くらい重なってるよね?迫力あってとっても良き。kenちゃんてほんと、フレーズの天才だよなぁ。でもなぜかこの曲のイメージは、hydeさんが弾くバッキング。耳に残りやすいのかな?

 

初めて聴いた時から、大好きな曲です。

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