徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

復活の黙示録「REVELATION」

「REVELATION」は、ライブではファンとのコール&レスポンスを含めた、ここぞという時の盛り上げ曲としてセットリストに組み込まれていることが多いと思います。ファンのボルテージをMAXにさせるための、最強のアゲ曲。

 

で、す、が、

実は結構歌詞が意味深であるとも言われています。新約聖書の「ヨハネの黙示録」に由来するとも言われておりますが、何度も出てくる‘’唯我独尊‘’という言葉は‘’釈迦‘’が誕生した時に言ったとされる言葉です。

何が意味深かと言いますと、1Aに「42か月の永遠に感謝」とあり、これはREVELATIONが収録されているアルバム「SMILE」が発売される前、ラルクが活動を休止していた期間と同じになります。「十の王冠を魅せよう」は、活動再開までのオリコン週間シングルチャートの首位獲得数となるようです。この辺はWikipediaにも書いてあるような、有名なお話ですね。(真意は定かじゃないですが)

これはあくまでも予想として書かれていることかと思いますが、実は「ヨハネの黙示録」にはですね、‘’七‘’の数字がたくさん出てきます。「七つの教会」「七つの封印」「七人の天使」「七つの災い」など。‘’七‘’と言えば‘’虹‘’、‘’虹‘’と言えば‘’L'Arc~en~Ciel‘’。そして‘’四騎士‘’なる者も登場するのです。ますます真実味が増しますね。この四騎士はよく、映画やゲームのキャラクターのモデルにもなっているようです。

そしてそして、‘’唯我独尊‘’という言葉。「この広い世界で、自分だけが尊い存在」という、うぬぼれの意味になりますが、歌詞を読んでいくととても分かりやすくファンを煽っている内容といいますか、復活を遂げたL'Arc~en~Cielというバンドを、もっともっと崇高なものとして崇めとけよ(笑)的な強気な感じにもとれるので、この言葉がわりと当てはまるんじゃないかなと思います。

「十の王冠を魅せよう 信じる者よ全てゆだねて声を上げる時だ 唯我独尊」

ですからね。ここまで言っちゃうかと。ある意味宗教的ですよね。DVD見てても、客席が信者の集会みたいに見えます。笑

1A の歌詞に戻りますが、「自由を許す優しさ」は待っていたファンへの感謝、「真実を与え夢を頂こう」はラルクを再開させることへの決意がこもっているような。

サビで繰り返される「理想を無くせ 愛を示せ」の言葉も、生まれ変わった自分たちを信じてついて来いよと言われているかのようですね。

 

曲はユッキー作ですが、メロディーはhydeさんが作ったそうです。多分ですが、そういう曲も結構あると思いますね。kenちゃんも「歌メロはhydeに任せてた」と昔におっしゃっておりましたし、hydeさんご自身も「詞を書いてるだけだろって思われてるのが悔しい」とおっしゃっておりました。きっと、他の名曲たちもhydeさんの力があって完成した曲も多いのでしょうね。才能のかたまりです。

ユッキーもhydeさんと同じく、ラルクで書く曲は分かりやすいものが多いのではないかでしょうか。わかりやすくカッコイイ。あと、ちょっと独特。そんな複雑な曲でもないのですが、耳に残りやすいといいますか、使われている音が面白かったり遊び心があったり。私はそんなイメージですね。

この曲のhydeさんの歌い方も好きです。わざとなのか、歌詞が英語っぽく聴こえるのが素敵です。

 

早くこの曲を、またライブで盛り上がれる時がくるといいですね~。

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