徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

母なる地球へ「Coming Closer」

Hurry on,hurry on time

It's going so fast

Hurry on,I can't save you

Can't slow it douwn

You know this is your fate

Are you feeling lonely?

So lonely,lonely

Cry to the wind

 

英語詞の部分がとっても印象的なこの曲。歌詞に加えてサビの跳躍がとってもかっこよくて、アルバム「SMILE」の中でもお気に入りの一曲です。歌詞の意味は「環境破壊」についてだとhydeさんが言っていたけど、彼の歌の表現力も相まって、とんでもなく切ないストーリーになっています。特にこの英語詞の部分を、彼は身体中から絞り出すような叫びにも似た歌い方をするものだから、心臓をギュッと掴まれたような気持ちにさせられるんですよね。

 

そして、つくづくkenちゃんてドラマチックな人なんだろうなぁって思う曲でもあります。hydeさんがロマンチストならば、kenちゃんはセンチメンタリストとでもいうのか、、。全体はゴリゴリのロックなんだけど、こんな感傷的なメロディーに仕上げますかね。とは言え、歪ませたギターのバッキングがまたいいんだ、これが。イントロの歪も俄然好みでかっこいい!!そしてkenちゃん得意のストリングスの悲しげな音色。無理を承知で言うと、ライブでは是非ツインギターで厚みを持たせてやってみてもらいたい!間奏とか、ソロもバッキングもどっちもkenちゃんに弾いてもらいたいけど。笑

 

歌詞はというと、、、重い。相変わらず重いよ、hydeさん、、。環境破壊がテーマとあるけど、母なる地球への手紙を嗜めたととるのが正しいかもしれない。

 

「私はあなたを救うことはできません。あなたはそれが運命であることを知っています。あなたは孤独を感じているでしょうか?それがとても寂しい、、」

 

そんな内容です。大サビでは「誰もあなたを気にかけてなんかいない」ともあり、いかに人間が傲慢で自分勝手かを思い知らされるかのような歌詞に暗い気持ちになってきます。hydeさんはほんとに神なんか、、?神様のお告げなんか、、?

 決して他人事ではなく、きちんと考えていかなきゃいけないテーマだなと思いますね。世界では16歳の環境活動家が議会で温暖化のこととか発言してるくらいだもんな。

 

それにしてもhydeさんはいちいち歌詞が壮大。ほんとにたまげる。思考回路が別の世界と繋がってるとしか思えない。かと思いきや、アメリカツアーとかロッカーの憧れみたいな人間味あふれる夢掲げたりするし。kenちゃんに俺のアイドルはhydeだみたいなこと言わせるくらいの、生粋の人たらしだし。仲間思い、家族思いだし、同業者に慕われ過ぎだし、なんなんだもう、、、。

 

とにかくですね、曲に陶酔して、歌詞に信仰する。

L'Arc~en~Cielという宗教にどっぷりはまれる曲です。

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