徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

可憐な「snow drop」

曲名がもう可憐。

歌詞に至ってはロックバンドのそれじゃない。

 

ほんとにラルクは不思議なバンドですね。こんな可愛らしい曲に、核戦争後の未来を描いたpvを付ける。そのくせ曲自体はフランダースの犬をみて書いたとかなんとか。どうなっとるんじゃ、この人たちの感性は、、。

 

この曲は三枚同時のあとに出て、人生二枚目の自分で買いに行ったCD。わたしはファンのクセにシングルはほとんど持ってないので、かなり貴重な一枚です。笑

世間が「ラルク」か「GLAY」かなんて言ってた時代の話。懐かし、、

 

この曲に関してはユッキーのドラミングが一番印象的。ロートタムの多用で、曲の軽やかさを見事に演出してると思う。ドラムというより、パーカッションに近いものを感じます。ていうか、CDで聴いたままのリズムをちゃんとライブでも叩いてるよね?まじでサイボーグか?全体にはゆったり目の曲なんだけど、大先生のドラミングだけがかなり忙しないという、、。そのおかげか、ゆったりでもまったりにはならないんだと思うんですけどね。

 

この曲もそうなんだけど、hydeさんは一体何聴いて歌ってんだ?って思う曲がたくさんあります。ラルクってギターもベースも自由度高くない?kenちゃんは自分の曲程その傾向にあると思うし、テッチャンは人の曲程(特にhydeさんの、、)そんなイメージ。しかもsnow dropなんか、まだ歌ってんのにエンディング始まっちゃてるくない??笑

めずらしく歌にがんがんギター被ってくるという、、わかんないですけどね。hydeさんは大きい会場でもイヤモニしてないライブ映像あったし、ボーカリストとしの感覚がいいのかも。ほんとにうまい人って、わりとどんな環境でも歌える人多いですしね。あと、イヤモニ嫌いな人も多いです。

 

この曲の歌詞のお気に入りはインターのあと。

「とぎれたレールを絵の具でつぎ足したら 鮮やかな明日が動き出した」

相変わらず素敵な言葉選び。そして「運命は不思議だね」なんて、優しいフレーズにつながっていくという。あぁもう、センスしかない。

 

トーキングモジュレーターを使ったギターソロもかっこいいですね。でもイントロ、アウトロに出てくるテーマとも言えるギターの音が、kenちゃんのギターって感じがして好き。すごく印象的なフレーズだと思うんですよね。ファンじゃないアーティストの曲って、ボーカルは当たり前だけどギターの音で知ってる知ってる!ってなるとこないですか?この曲はまさにそれだと思うんです。

 

「snow dorp」みたいな可愛らしい曲があるところも、L'Arc~en~Cielの素敵なところ。

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