徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

名バラード「Pieces」

こんないい曲あったかな、私の人生において。

それくらい大好きな一曲です。前も言ったけど、tetsuyaバラードは名曲ぞろい。なんていうか、ここまで色んなことを思い返せるといますか、想いを馳せられるといいますか、そんな曲にはなかなか会えないんじゃないかと思う。メロディーラインがほんとに素晴らしいです。なんだか「はぁ」と安堵のため息が出るかのよう。

しかも、一番の泣かせポイントが‘’間奏‘’ってところがテッチャンやるなって感じ。壮大な演奏をするオーケストラに、突如入ってくるギターソロ。間奏だけで涙出るなんて、そうそうないと思うわけです。個人の感想ですけど。

 

この曲のテーマは、ずばり「大きな愛」だと思うんですね。hydeさんが「子供をもつ親の気持ち」目線で書かれた詞は、親子の愛情よりももっと多くの愛を語っているのではと思います。「瞳の住人」は、hydeさん自身に子供ができてから書かれたものだけど、Piecesはそれを想像して書いたもので。私のいちばんのお気に入りは、1Aの部分です。

 

「泣かないで泣かないで大切な瞳よ 悲しさにつまずいても真実を見ていてね そのままのあなたでいてね」

 

深い、、、愛が深すぎる、、、

想像でこんなこと言えますか??そもそも現実でも言える??

あと、サビで繰り返し使われるフレーズ。

 

「私のかけらよ力強くはばたいてゆけ 振り返らないで広い海を越えて」

 

これがまたすごく良い言葉。我が子の成長を見守り、幸せな未来を願う気持ちがとっても現れていると思います。私にはまだ子供はいないけど、きっと親になったら今よりもっと共感できるんじゃないかと。さらには、基本的に誰かに語り掛けている口調なんですよね。それがhydeさんのふんわりした優し気な歌声にマッチして、L'Arc~en~Cielというバンドが、私たちファンに対して語り掛けてくれているかのようにも思えて、また泣ける。そもそもイントロから優しさが溢れてるよね。テッチャンの優しい気持ちかしら。なんにしても、最初から最後まで手抜きなしの多幸感にやられるわ、、、

 

Piecesは、pvもとっても印象に残ってます。

孤独な老人が、1本のナイフに100年の呪いをかけるところから始まって、ナイフを持った者は自分の意思に反して人を殺めていく。そして持ち主を失っても、その呪いは繰り返されていくのです。最後は呪いを解くために必要だった人であるhydeさん(そういう設定)が、テッチャンをナイフで刺したところでEND。

映画みたいで、当時初めて見た時の気持ちをよく覚えています。全盛期にあって、ミリオンいかなかったのがいまだに不思議なくらいにいい曲。テッチャンはバラードの天才だね。

 

私はアルバムmixよりも、シングルのアレンジの方が好き。

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