徒然ラルク

ラルクアンシエルな毎日。

不動の人気「I'm so happy」

この曲はファン投票でも上位に入ってくる、大人気のカップリング曲です。

作ったhydeさんご自身もお気に入りの1曲なんだとか。

 

hydeさんらしい、王道も王道のROCK。ほぼバンドの音だけで構成されているかと思います。私も好きではあるけれども、繰り返し何度も聴くわけではないですね。それでも、ライブでの演奏がすごく印象に残っている曲です。

私はCDのhydeさんの真っ直ぐな歌い方が好きです。ライブはちょっとラフな歌い方をされることが多いかも。最後の「I love you」は、hydeさんの迫力ある歌唱に見入ってしまうこともある。

 

後半に向けて、力強さを増すドラムの音がとっても好きです。シンバルがガシャガシャしてるのがまたバンド感があるといいますか。私はギターのピックスクラッチの音がすごく好きなんだけど、I'm so happyもイントロで使われていてめちゃかっこいいです。「瞳の住人」のソロでも使われてて素敵。

hydeさんがお気に入りと言うだけあってか、この曲を歌っている時の彼は、別の何かが憑依してるかのような雰囲気を醸し出してるなと思うことがよくあります。鬼気迫ると言うか、そんな感じ。

 

この歌詞も、ファンの間では諸説囁かれておりますが、私はストレートに受け止めたいと思う。誰かを心の底から愛してるんだなと。

 

「たった今君たちに映る俺は とても苦しそうに見えるかもしれない それでもどうか殺さないでくれ 本当に目を閉じてしまうまで」

 

いきなりこんなフレーズから始まるのだけど、つまりすごく苦しい恋をしていて、他人から見れば絶対に叶わないだろうと思うような望みも主人公は持っていて、だけどそれをとやかく言われたくないと。他人の言葉で、この気持ちを諦める(殺される)ようなことにはしたくないから、ちゃんと自分でけじめをつける(目を閉じる)までは、見守っていてくださいよみたいな。もしかしたら、死んじゃった恋人のことを想っているのかもしれないなと、個人的には思っています。

とまぁ、ちょっと変な語りみたいなの入っちゃいましたけど、基本私は何かしら救いがあった方が好きと言えば好き。この曲は微妙なラインですかね。心の底から誰かを思うことで救われているのか、はたまた絶望や無力を感じて嘆いているのか。この曖昧さもラルクの魅力かもな。聴き手にストーリーをゆだねる感じ。

 

MMXXツアーでは、20数年ぶりに披露された「風にきえないで」からの流れが最高にエモかった。そもそも「風にきえないで」のカップリングがこの「I'm so happy」なのですから。ずっとずっとずぅーーーーっと披露されてこなかった「風にきえないで」を、カップリング付きでここにもってくるラルク様は、ファンの気持ちをよくお分かりなのか、はたまた弄ばれているのか。

 

なんにしても、この2曲を聴けて《I'm so happy》でした! 

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